「真っ向勝負!」

2016-07-30

星加 梓 (15期生 平成18年卒) 

 

星加 写真今のところ20代最年少の坂本塾社会人OB!!送りだしたのがつい昨日のような気がします。。。
坂本塾 第15期生 上中学校⇒奈良高校⇒大阪市立大学文学部卒
在学中は体育会ラクロス部で活躍してました。 大学卒業後、㈱三井住友銀行に入行、現在は法人部門の営業第一線で多忙ながらも充実の日々をおくっておられます。

 

 

 

 

 

 

◎坂本塾との出会い

私が入塾したのは小5の冬でした。親の仕事の関係で少しの間住んでいたタイ・バンコクから帰ってきて直ぐの時期でした。
タイでの生活はとてものんびりしたもので、スクールバスで日本人学校に通学し、帰ってきたら同じマンションのたくさんの日本人友達と年齢の垣根を越えてマンションの公園やプール、屋上なんかで毎日日が暮れるまで走り回って遊んでいました。勉強をしたような記憶は殆どなく、とにかく暑い国でいつも汗をかきながら遊んでいた記憶があります。
日本に帰ってくるといつの間にか周りの友達はほとんどが塾に通って勉強している…中学受験をしない友達も塾に通っている人が多く、私よりも母親が焦って坂本塾に入塾させたのが始まりだったように思います。
入塾してみてしばらくは、正直本当にしんどかったです。
塾での授業自体は、面白おかしく説明してくれたり途中で先生達の「語り」が入るので、楽しく過ごしていました。
坂本塾では算数の問題を解く時に、XやYの代わりに小学生なので♡や☆を使って問題を解いていました。こんなちょっとしたことでも算数の苦手な私にはありがたかったです。
(高校生になってからも時々ノートで♡や☆で問題を解いているのを友達に見られた時は恥ずかしかったです)
そんな風に、塾での時間は楽しめましたが帰ってからの宿題が地獄でした。算数が苦手な私にとって、超難関私立中受験用の算数の問題は暗号でしかなく、宿題を解くのに何時間もかかった記憶があります。
(何時間もかけても全部を解けたわけじゃないし答え合わせで正答率の低さに愕然とするのですが…)
それでも、タイでのんびりただ遊んで過ごしていた生活から、少しは勉強する癖をつけられたという点で坂本塾での小学生時代は大きな意味があったと思います。

 

◎中学生になって

中学生になって、仲間も増えました。
相変わらず理系科目が苦手なことに変わりはありませんでしたが、それでも中学に上がる頃にはすっかり坂本塾の虜になっていました。遊び心満載の授業では、難しい問題が解けたらドラゴンがもらえて、これが一定数たまれば早く帰れたり先生達の語りが聞けたりしました。(私の記憶ではドラゴンよりドクロが溜まって延長の方が多かったことは内緒です(笑))
坂本先生始め、先生達は話の面白い人が多く、かつみんな私たちの目標とする高校の先輩なので、自分の中学・高校時代の青春話をしてくれたり、ヤンチャ話を聞かせてくれたり、甘酸っぱい初恋の話を聞かせてくれたり…
当時はただヘラヘラと聞いていましたが今振り返るとあの話の1つ1つが「楽しい高校生活」を具体的にイメージさせてくれて、受験生活を頑張れる原動力になったなと痛感します。
学校では「坂本塾ってめちゃくちゃ怖いんやろ」「テスト悪かったらめっちゃ怒られるんちゃうの?」と塾を楽しんでいる私たちを不思議がる友達が多かったです。
確かに友達の言っていることは間違ってはおらず、テスト結果や順位は毎回貼り出されるし、時にはとても怒られたり、何度も再テストを受けました。
ただ、理不尽な怒られ方はしたことがないし、怒られて当然な時に怒られていました。小学生の頃は少し怖かったけど、中学生にもなるとどの先生も自分たちの為を思って怒ってくれていることもよく分かったし、塾の存在は怖いところではなく、なくてはならないところに変わりました。
中学生になると小学生にはない、定期テストというイベントがあります。

1年生の1学期の中間テストのことは今でも覚えています。坂本塾では確か「5教科で430-450点目標、最低でも400点はとる」というのがみんなの共通目標だったと思います。
他の塾の子達は、まだ最初の定期テストがどんなものかも分からずそれ程勉強している様子もない中、坂本塾メンバーはテスト1週間前はテレビも見ずに勉強をしたりして、目標には届かなくとも最低ラインは大体みんなクリアするなど、スタートダッシュに成功した思い出があります。社会人になるとタイムマネジメントが大切だ、とよく言われるけど当時の私は今振り返ると感心するほど分刻みでタイムマネジメントを行っていた気がします。こういう時に、1人で頑張るんじゃなくて塾生みんなで情報交換をしたり教えあったりして部活でキツイメニューをみんなで盛り上げて乗り切るみたいに、勉強もみんなで頑張れたのも坂本塾の良いところの1つです。

 

◎坂本塾は人生の塾

坂本塾は高校受験を目指す学習塾ですが、私たちにとって、あまりそのような印象はありません。
勉強よりも大事なことをたくさん教えてもらった気がします。

「やる時はやる!」

これは坂本先生がいつも言っていた言葉です。よく聞く一見平凡な言葉ではありますが、これが中学生にはとても難しいんです。
思春期で難しい時期の中学生は「反抗することがかっこいい」とか「真面目にやるのはかっこ悪い」という思考に走ることも珍しくはないと思います。どこかで「勉強しないとなぁ…」とか「部活の大会に向けて真面目に自主練したいなぁ…」とか思っていても恥ずかしい、カッコ悪い、と突っ張ってしまうのが中学生だと思います。これは、まだ何が本当のかっこ良さなのか軸が定まっておらず模索しているからだと思います。
でも坂本塾では「本当にかっこいいのは”やる時はやる奴”」というスタンダードが出来上がっていました。それは先生たち、先輩たちがそれを体現していて、私たちは身近にそれを感じられたからです。 馬鹿をする時は思い切り馬鹿をしろ。部活は思いっきりやれ。体育祭や文化祭などの行事では目立て、弾けろ。そして勉強しないといけない時は思いっきり勉強しろ。
こういう人が「かっこいい人」なのだという価値観が中学生のうちに気付くと出来上がっていました。 坂本塾内でも決して勉強だけができれば良いんじゃないというのは常々言われていたし、勉強ができる奴がえらいという空気は全く感じたこともありません。また、坂本塾は各人の部活動や学校外でのクラブ活動、趣味など本気で応援してくれます。
他の塾に通う友達が「塾の先生に部活を辞めろと言われた」という話を学校でよく聞きましたが私はとても驚いたし、信じられませんでした。
「かっこよさ」に関するこの価値観が正しいのか正しくないのかは分かりませんが、同じような価値観を持った人が塾には多かった気がします。そしてその価値観で生活している塾生たちはそれぞれ学校でも活躍していて、部活のキャプテンやエースであったり、学級委員でクラスをまとめていたり、いつも学校でみんなの中心にいたりと実際に尊敬できる人たちが多かったです。
中学3年生の3学期、学校で何かの教科のノート提出がありました。
今となっては内容は詳しく覚えてはいませんが、結構面倒な作業をしてノートを綺麗にまとめて提出するような課題だったと思います。
ところが、その時期のノート提出の有無やその出来というのはもう内申点には関係せず、もっと言えば受験には直接的に影響しないことでした。
なので私も正直「めんどくさいなぁ」と思いながら、提出しました。予想どおり提出数は極端に少なく、先生も半ば予想通りと残念そうでしたが、同じクラスの坂本塾生はみんな提出していたことが印象的でした。
受験のためだけに損得を考えて行動するのではないみんなの行動が嬉しかったし仲間として誇らしかった記憶があります。
中学生という多感な時期をそういった尊敬できる先生、友達と一緒に過ごせた坂本塾での日々は私にとって大きな財産です。
人間は良くも悪くも周りの環境でどんな人間になるか変わってくるかと思います。周りの人間に成長させてもらうということも大事なことだと感じます。
坂本塾で頑張って勉強して進学した憧れの高校には、話に聞いていたようにやはり同じように尊敬できる人たちがたくさんいました。見ているこっちが眩しくなるぐらい、決して勉強だけではない、思い切り馬鹿になれる人、何かに打ち込める人たちで溢れていました。そして校風も「自主創造」という言葉が表す通りの自由で、何かを強要されることはないけれどみんなやるべきことはやっている素敵な高校でした。この高校に入学して3年間を過ごしたことに心から満足しているし、誇りもあるし、ここで出会った人たちとも一生付き合っていきたいと思っています。

 

◎社会人になった自分に喝

こんな素晴らしい塾や学校で、優秀な人たちに囲まれて過ごしたなら私自身さぞかし優秀な人間になっていないとおかしいな、まずいな、と自分で書きながら今焦っています。 社会人になって4年目になりましたが、社会に出ると学生の頃には見えなかった理不尽なことや汚いことも多いなぁという言い訳をしつつ、日々奮闘しています。 この記事を自分で書きながら、今自分にはあの頃坂本塾で学んだ「やる時はやる」が足りていないなぁと反省させられました。 高校受験の時が人生で1番勉強したし、タイムマネジメント能力も今よりも当時のほうが優れていたなととても焦ります。 坂本塾を卒業してから早いもので10年以上が経ちました。自分の根っこの部分は、坂本塾での3年間、高校3年間、大学4年間の素敵な人たちの中で過ごさせてもらった日々の中で出来上がりました。 社会は学生時代のように綺麗なことばかりではありませんし、あの頃のようにサボっていたら心から叱ってくれる、お尻を叩いてくれる先生もいません。 これを良いきっかけにして、もう一度”初心忘れるべからず”であの頃の気持ちを取り戻して頑張りたいと思います。 そしてまた、坂本先生やお世話になった先生方、あの頃の盟友たちとお酒を飲みながら語らえたら、人生の教え〜社会人編〜なんてやってもらえたらなぁと思います。 長文駄文、失礼致しました。 坂本塾で頑張っている皆さん、しんどい時期もあるかもしれませんが、最後には頑張って良かった、ここで学べて良かったと心から思えることは保証します。なので、貴重な学生生活、楽しんでください。

坂本塾よ、永遠に!                           15期生 星加 梓

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