坂本塾について

坂本塾の目指すもの

 坂本塾は学校の補習を行う塾でもなく、また早くから勉強一本に絞らざるを得ない程の難関私学を勧める塾でもありません。坂本塾が開校以来一貫して奈良高校、郡山高校をはじめとする公立上位校にこだわる最大の理由は、小学高学年から中学にかけての一生のうち最も変化しやすい時期に学習はもちろん、またそれだけでなく他のどんなことにも躊躇なく取り組めるようなバランスのとれた人になって欲しいという願いからに他なりません。
 「勉強だけ」ではなく「勉強も」しっかりやろうと考えている諸君には良い選択になると考えています。ですから坂本塾には目標がバラバラの複数のクラスは存在せず、全学年単一のクラス構成です。以前から兄弟姉妹で通われている方やご父兄に現場の教育関係の方が多いのも、変わらぬ指導方針と学習環境が支持されていることの証しとして特徴的です。
 勉強は上級学校に進むためにするのではなく、やはり自分を高めるためにするものだろうし、受験は社会へのハードルではなく、大人になるためのハードルだということを、子供たちに伝えていきたいといつも考えています。

上質の学習環境とバランスのとれた人格形成

 「学問に王道なし」とはよく言ったもので、学カに限らずどんな能カもひたむきな努カなしには身につきません。
 坂本塾では開校以来、巣立っていった塾生の70%が奈良高や郡山高に進学してゆきましたが、そんな彼等に備わっていたのも天賦の学カではなく、やはりひたむきに努カする心と、現状に目をそらさずに立ち向かう勇気でした。そして、これらを支えたのが、坂本塾の学習環境であったと自負しています。
 坂本塾では、生徒達にやる気を起こさせ努カしやすい環境を提供することを、いつも最重要視しています。複数の生徒を対象にする塾だからこそ塾生一人一人の能カをできるだけひきのばすと同時に、塾生間の学カ差を常に把握し、それを最小限にするよう目を配ることが大切だと考えています。
 小学中学共授業は、難問、奇問にあたるばかりではなく、あくまで正攻法に学校成績を重視し、数多くの良問に触れさせています。常に刺激を与え、各々が切蹉琢磨していく中で、何の為に勉強するのか、そして何故今やらねばならないかということを、つかんでほしいと願っています。
 また義務教育である小・中学生を対象としている以上、塾は学校を中心とした学習活動や生活活動からあまり極端に逸脱した存在であってはならないと考えています。私達が子供の頃そうであったように、生徒達の1日は勉強中心に回っているわけではありません。坂本塾では、難関校合格のみを目標とし他のことは全て犠牲にさせて勉強のみに追いやるといった図式はありません。内申書の軸になる学校成績はもちろんのこと、クラブや課外活動等をも含めて幅広く学校生活を充実したものにし、その上で公立上位校を狙うといった姿勢を常に目標とさせ意識させています。
 生徒達は、時には現状に不安を抱き、挫折し、試行錯誤し、緊張し、そして努カし、大きくなってゆきます。中3になり、入試を乗り越え、その度に精悍になって、笑って、そして颯爽と卒業してゆきます。そんな彼等を見ていると毎年のことながら、胸が打たれ熱くなってしまいます。 そんな塾生達が坂本塾の誇りです。

たしかなもの

 勉強の内容や教材なんかより、なぜ今やるのかをつかんでもらったり、自分からするようにもっていってあげたりするのがつまるところ塾の仕事かなと思っています。
 なかなか最初からうまくはいかないです。ただ、そんな困っている生徒たちのことをどうしてやったらいいだろうとそれこそ夢にみるほど考えていると、彼らは敏感にそれを感じとってくれます。
 キッカケをつかんだ子供たちのパワーは凄いですよ。うちの生徒たちはすばらしいです。
 彼らは私たち大人が年を経るごとに失ってゆくあの「大切なもの」をいつも思い出させてくれます。

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