全力でいけ

青井和滋(2期生 平成5年卒)

青井和滋(2期生 平成5年卒)坂本塾第2期生。
上中学校⇒奈良高校⇒大阪市立大学経済学部卒。
現在は㈱損保ジャパン 大阪企業営業部にて、大手繊維、製鉄、製薬会社を相手に第一線で
奮闘中。

坂本塾の思い出

 塾との出会いは中学1年の3月。当時、塾には通っておらず、成績は真ん中。
 学校の担任からも、「まじめなんですが、成績が伸びていないですね。」といわれていました。
 当時の私は、どこを勉強していいかわからない、何を勉強していいかわからない、テスト対策もわからないといった状況でした。
 そんな中、坂本先生が新しく塾を作るという話をきき、自転車で通える距離であったこと、新しい塾ならば、周りと同じ位置からのスタートといったこともあり、入塾テストの最終日に受験し、運良く合格。
 初めての塾に不安でしたが、開設されたばかりの塾ということもあり、塾生も10数人と少なく、非常にアットホームな感じで、スムーズに溶け込むことができました。
 私は中学2年、3年、講師として大学1年から4年と計6年坂本塾にお世話になりましたが、坂本塾と共にして良かったと思ったことは3つあります。
 1つは、勉強の仕方を教えてくれたこと。膨大な量の教科書のどこが大切で、何を覚えればよいかもわからなかったのですが、坂本塾では小テストがたくさんあり、それを全力でこなしていれば、必然的にテスト対策にもなっていました。またテスト前には副教科もテスト対策をしていただいたことから、坂本塾にすべてを任せることができました。
 2つめは、目標達成の喜びを教えてくれたこと。塾では単元ごとに小テストがありました。当然、満点をとればほめられ、悪い点数ならば叱られましたので、毎回満点をとって当たり前という気持ちでテストに臨みました。その小テストをひとつひとつ全力でこなしていくことで、小さな成功体験を積み上げることができ、中間テスト、期末テストもスムーズに対応することができました。
 3つめは、人生について教えてくれたこと。常に、勉強だけでなく、クラブ活動や生徒会など、「勉強以外にも輝ける人間になれ」と坂本先生がおっしゃっていたことを思い出します。勉強とクラブもしくは生徒会や趣味との両立が難しいということは、できないのではなく、できないと自分が思い込んでいるだけでした。何事もできないと思えば、そこで気持ちも身体もペースダウンし、結局うまくいかず後悔するでしょう。何事も本気になればできないことなどないという考えは、いまも私の生き方のひとつとなっています。

最後にメッセージ

 勉強が嫌になるときもあるかと思いますが、この時期は将来の自分の土台となる時期ですので、全力で戦ってください。大人になって後悔しても、中学時代を取り戻すことはできません。坂本塾も全力で授業を行い、宿題をだし、テストを用意していると思いますが、そのすべてに全力で向かってください。その努力が、将来困難に出会ったときに、頑張れる人間となる基礎になるはずです。中学時代の努力は、知識以上に人間も大きく成長させます。
 最後にこの文章を書く機会を与えていただいた坂本塾には、自分の人生を振り返るよいきっかけとなり、本当に感謝いたします。
今の自分があるのは、本当に坂本塾のおかげだと改めて感じました。社会人になっても日々勉強ですが、今も坂本塾時代の教えがおおいに役立っております。
 みなさんも自分の力を信じて、精一杯がんばってください。

 

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