『”本気”という輝き溢れる坂本塾』

古林 賢(11期生 平成14年卒)

古林 写真

坂本塾 第11期生、新婚です。

真弓小学校→上中学校→平城高校→北海道大学→大阪大学大学院卒。

現在は(株)東芝に勤務し、半導体(携帯電話等の中身)の開発を行っています。

仕事柄文章を書く機会がほとんどないので読みづらいかもしれませんが、社会人として見た坂本塾について体験談を交えつつ以下5つに分けて自分の想いを正直に書きました。
(小学校5年生から中学校3年生まで坂本塾にお世話になっていました)

① 坂本塾との出逢い
② 坂本塾に入って感じたこと
③ 坂本塾の特色
④ 【番外編】坂本塾最大の思い出エピソード~見捨てない心~
⑤ 現役塾生の皆さんへ

皆さんの参考になれば幸いです。

① 坂本塾との出逢い

小学5年生で入塾しましたが、出逢いはハッキリ言って覚えてません。。。
→当時はこんな立派なHPもなく、年数回のチラシのみでした。
中学受験を考えていた訳ではなく、高校受験に早くから備えていた訳でもなく、他の習い事と同じ感覚で始めたのがきっかけです。
最初の坂本先生の印象としては ”声がデカイ”。でも威圧的ではなく、ハツラツとした印象に近いです。入塾前のことを長々と書いてもあれなんで出逢いはこの辺で終わります。
要するに私の入塾の動機は知り合いの紹介とかじゃないってこと。それでも暖かく迎えてくれる雰囲気に溢れていました!

② 坂本塾に入って感じたこと”

坂本塾といえば何といっても「遊び心」。この一言に尽きると私は思います。
小学生・中学生の学習塾に対するイメージはどんなものでしょうか?
つまらない・しんどい・行きたくない・・・etc。やはり遊びたい年頃です。
坂本塾では勉強に対する負のイメージをうまいことカバーして勉強に向けさせる工夫がありました。
例えば以下の2点(今もあるかは?ですが)
「ドラゴンボール」 :難しい問題を正解できると授業を5分早く切り上げれる魔法の球(7個集めれば授業一回休み!)
「ドクロ」 :簡単な問題を5人連続で正解できないと5分授業を延長させられる悪魔のしゃれこうべ
責任感と達成感・連帯感が芽生えます(笑)。ゲーム感覚も手伝って冗談じゃなくほんとに勉強頑張ろうという気になりました。
夏休みは丸一日授業になりますが、こういうだれてしまいそうな日は先生を交えてみんなで授業の合間に怖い話とかした記憶もあります。
これらは大手でないからこそ出来る強みだと思います。いくつか大手と呼ばれる塾を経験しましたが、こんなに先生と生徒の距離が近いことには当時子供ながらに驚きました。

③ 坂本塾の特色

坂本塾は特定の中学校出身者が大半を占めます。そのため、地域に根付いた塾だと思います。
通常の授業から定期試験対策まで自分の学校に適応させたかなり的を絞った授業が受けられます。過去の経験から塾に独自の傾向と対策があります。
同じクラスに同じ学校に通っている友人達がいることも大きなメリットの一つです。競争・共闘相手が近くにいることは大きな良い刺激になりますよね!
学校への理解も深く、他の塾に比べると部活動などへの配慮もかなりしてもらえます。
坂本塾はかなり和気あいあいとした雰囲気を持っていますが、節目のテストごとに成績でクラス分け・席替えを行うというシビアな面もあります。
私は成績の良い方ではなかったので分かるのですが(汗)、成績が低いからと言って冷たくされるなんてことは勿論ありません。むしろ本気で怒られます。
ただ怒られた後はしっかり相談に乗ってくれてフォローがあります。休みの日に塾で相談させて頂いたこともありました。
坂本塾は本気の生徒に本気で向かい合ってくれる”熱い”塾です!
これらのお陰で私も随分成績を上げることが出来ました。

④ 【番外編】坂本塾最大の思い出エピソード~見捨てない心~

「正直授業についていけていません。辞めたいです。」
と一度だけ電話で言ったことがありました。中学2年生のころです。
「わかったらから取り敢えず親と一緒に塾に来なさい」
とだけ先生は言いました。
てっきり辞める手続きだと思い塾へ行きました。すると先生は穏やかな表情で言いました。
「ついていけてないと気付いただけ進歩してるんや。もう少し一緒に頑張ろうや。」
めちゃくちゃ心が救われて、ここでもう一回頑張ろうと思えました。坂本先生は覚えていらっしゃるか分かりませんが、我が家では今でもこの先生がいて良かったと話すことがあります。
友人に引け目を感じて、自分がふがいなくて、半ば逃げたい気持ちで言った弱音をしっかり受け止めてくれる。
そんな環境がここにはありました。

⑤ 現役塾生の皆さんへ

・大人は勉強や進学の重要性を経験から知っています。皆さんはまだ知りません。

・実際に勉強するのは大人ではなく皆さんです。

これは大人より当事者の皆さんの方が分かっていることだと思います。だから勉強をする意味を考える時期が必ず来ます。この苦しい勉強という作業は意味があるのだろうかと。

今までに私が書いた「坂本塾」に感じていること
• 暖かく迎えてくれる雰囲気
• 勉強に対する負のイメージを勉強に向けさせる工夫
• 自分の学校に適応させたかなり的を絞った授業
• 本気の生徒に本気で向かい合ってくれる”熱い”気持ち
この恵まれた環境を最大限利用して、”自分の為に塾を利用してやる!”くらいの気持ちで充実した学生生活を送ってください。

 最後に、自分は何事にも一つ同じ志を持って取り組むようにしているので紹介します。
「完璧を目指す反面で完璧を嫌う。この矛盾の苦しみを楽しめるようになろう」
勉強にも通じることだと思います。意味は敢えて言いません。勉強で疲れた時に気が向いたら気分転換として考えてみてください。
同じ塾を卒業した一人の仲間として、皆さんの学生生活が実りあるものになることを祈っています!

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