「今」を大事に!

木村 慶子(旧姓:加納) (5期生 平成8年卒)

子育てに奔走しつつ、今なお最前線で現役のバリキャリです。
このところ育児と仕事の両立を立派にこなしている卒業生が続きますが、彼女もその1人です。がんばれ!

上中学校→奈良高校→関西大学文学部卒業後  (株)NTTデータに就職

現在 金融イノベーション本部にて、事業部推進、ソリューション営業、ビジネス創発の管理職として日々奮闘中

坂本塾との出会いと塾での日々

坂本塾との出会いは兄(2期生)が坂本塾に行っていたことです。
兄の成績がどうだったのかは知りません(笑)が、楽しそうに塾に通っていたのと、従姉が奈良高に通っていて、中学生になったら私も行きたいな、と思ったのがきっかけです。

塾に通い始めたころの当時坂本塾は、今の校舎になる前のさらに前で、
先生の自宅の隣の家で、私の実家はそこから公園を挟んで10秒くらいだったので、エヴァンゲリオンのアニメを6時55分に見終わってから走っていったり、テキスト忘れたら休憩の間に取りに行っていた記憶があります。

塾の授業は先生の熱血と面白さが凝縮されていて、授業が楽しくて仕方ありませんでした。
特に授業の合間の雑談が楽しすぎておなかを抱えて笑っていたことは今でも覚えています。
英語の単語を略して書いてあったり、フレミング左手の法則の覚え方(ここで書けませんw)などインパクトの強すぎる部分もある授業だったりとそれはそれは楽しい時間でした。

でも楽しいだけでは勉強は身に付きません。
単元ごとの小テストでは緊張感がものすごく、点数が悪いと怒られるし成績順で席も変わるので、いつも必死です。
テストの次の授業の時に、張り出されている成績を見て、安堵することもあればサーーーーーっと血の気が引くこともありました。

怒られないように!って思いながら必死だったのは否めないですが、
でもその必死さが学校の成績にもつながっていき、そこで得た成功体験は今でも自分の中の宝物になっています。

兎にも角にも、私は坂本先生が手をメラメラの火のようにして、若干足をバタバタさせながら

「お前ら、やるでーーーー」

と声がけから始まる授業が大好きでした。笑

振り返って今思うことと後輩へのメッセージ

今勉強しているみなさんにはまだまだわからないことかもしれませんが、人生の先輩として・・・

20年以上社会人人生を過ごしてもずっと変わらず思っていることはこの二つです。

 「何事にも楽しくかつ全力で!」
 「人としての礼儀を大事に。」

積み上げたものが社会人人生で経験として生きることは多々ありますが、
社会人→大学→高校と振り返っていっても、人生一番楽しくかつ必死に勉強したと思えるのは中学時代で、
そこで学んだ何事にも”楽しく””必死に”取り組むことが、その後のいいサイクルを生み出したと思っています。

社会人になっても必死でやること、一生懸命やることはずっと求められることです。
今は苦しいこともあるかもしれません。
でも声を大にして言いたいことは、

中学生の勉強は人生の礎になります!
今が一番大事です!
まずは必死になってください!

勉強は与えられる環境に対して、自分がどう取り組むのかです。
今はその素敵な環境がみなさんにはもうあります。

逃げずに歯を食いしばって本気になってください。
坂本塾は本気の生徒には必ず本気で向かい合ってくれます。
自分自身で後悔しないように、よく頑張った!と思える経験をしてほしいと思います。

そして人とのつながりはとても大事です。人とのつながりには礼儀は欠かせません。
坂本塾ではそういう姿勢もちゃんと教えてもらえますので、
勉強だけではないことも、ぜひ身につけてもらえればと思います。

坂本塾を卒業して随分経ちますが、今でもこうして関わらせていただけることに感謝いたします。 今頑張っているみなさんに負けないように私も頑張っていこうと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

木村(加納)慶子

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